はじめに
本記事ではアイコンをクリックするたび,Macの隠しファイル・フォルダを表示/非表示を切り替るアプリを作成する方法について記述する.
コマンドラインの場合
隠しファイル・フォルダ表示
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE ; killall Finder
隠しファイル・フォルダ非表示
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE ; killall Finder
いちいちコマンド入力するのは面倒である.
アプリ化するための手順
手順1:
Automatorの起動
手順2:
新規ファイルの作成
ショートカットコマンド: command + N
手順3:
アプリケーションを選択
手順4:
検索窓にシェルスクリプトと入力しenterキーを押下
手順5
「シェル」のドロップダウンから/bin/shを選択
手順6:
枠内に下記シェルスクリプトを記述
if defaults read com.apple.finder AppleShowAllFiles = 1; then
# 隠しファイル・フォルダ表示
defaults delete com.apple.finder AppleShowAllFiles
else
# 隠しファイル・フォルダ非表示
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
fi
killall Finder
手順7:
名前をつけて「アプリケーション」フォルダに保存
(ここでは名前をHideSwitch.appとした)
ショートカットコマンド: command + S
完成
アイコンをクリックするたび,Macの隠しファイル・フォルダの表示/非表示の切り替えが可能になった.
おまけ
アイコンの変更
せっかくなので,今回作成したアプリのアイコンを下記の画像に設定してみる.
画像を任意の場所に保存し,そのまま開き全範囲選択しコピー
ショートカットコマンド: command + A
ショートカットコマンド: command + C
今回作成したアプリを選択し情報を見る.
ショートカットコマンド: command + I
赤枠部分を選択し画像を貼り付ける.
ショートカットコマンド: command + V
アイコンが変更された.
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