Bashの設定ファイルの実行順序が、学んでいるうちはとても煩雑に見えましたが,
簡潔にまとめられる気がしたのでメモしてみました
bashの設定ファイル読み込み&実行は,2段階あると思えば分かりやすい気がします。
1. ログイン時実行ファイルの読み込みフェーズ ※ログインシェルはここから開始
対象ユーザ
設定ファイル
備考
全ユーザー
/etc/profile
さらに、/etc/profile.d配下の*.shファイルも実行する
ユーザーごと
~/.bash_profile
これが存在しなければ~/.bash_login、それもなければ~/.profileを読み込む
2. bash起動時実行ファイルの読み込みフェーズ ※対話型シェルはここから開始
対象ユーザ
設定ファイル
備考
全ユーザー
/etc/bashrc
特になし
ユーザーごと
~/.bashrc
特になし
3.ここでbashが起動
基本的には,全ユーザー設定は/etc配下,ユーザごとの設定は~/配下にあるようです。
ログイン時実行と,bash起動時実行の2段階に分けてみれば,
それぞれのフェーズで全ユーザーと各ユーザーの設定ファイルを読み込んでいるに過ぎませんね。
誤っている部分があれば是非御知らせ下さい。
↧