whichコマンド
概要
man whichすると、
which ユーティリティは、コマンド名のリストを受け取り、それらのコマンドが実際に起動された場合に実行されるであろう各実行ファイルのパスを検索します。と書いてました。
使ってみた
lsコマンドの場所を探す場合、以下のようにします。
% which ls
/bin/ls
brewコマンドを探す場合
% which brew
/opt/homebrew/bin/brew
-aオプションで同名のコマンドがあれば、全表示出来ます。
whichコマンドはビルトインコマンドと/usr/bin/whichの2つがあるそうです。
% which -a which
which: shell built-in command
/usr/bin/which
typeコマンド
typeコマンドでも同じようなことが出来るそうです。
% type ls
ls is /bin/ls
% type brew
brew is /opt/homebrew/bin/brew
-aオプション
typeも同じですね。
% type -a type
type is a shell builtin
type is /usr/bin/type
whenceコマンド
もう1つ同じようなコマンドがあるそうなので使ってみました。
whence コマンド名でコマンドを実行した際に、呼び出されるコマンドを表示してくれます。
% whence ls
/bin/ls
whence -cはwhichと同じ
% whence -c ls
/bin/ls
whence -vはtypeと同じ
whence -v ls
ls is /bin/ls
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