macOSのアップデートをしてmacOS Catalinaに変更した時に,terminalでのgithubの補完機能が働かなくなってしまったので,修正をしました.というより,一から導入したので,その話をします.
OSのアップデートをすると,ディレクトリの構成などが変わる場合があります.私はgitのterminalでの補完機能を次のディレクトリから呼び出していました.
/Library/Developer/CommandLineTools/usr/share/git-core/git-completion.bash/Library/Developer/CommandLineTools/usr/share/git-core/git-prompt.sh
OSのアップデートをしたら,上記のファイルがなくなったみたいなので,本記事では,1から補完機能を導入することにしました.
1から導入する
- 使用した環境
$ sw_vers
ProductName: Mac OS X
ProductVersion: 10.15.2
BuildVersion: 19C57
ファイルの準備
- git-prompt.shのダウンロード
wget https://raw.githubusercontent.com/git/git/master/contrib/completion/git-prompt.sh -O ~/.git-prompt.sh
- git-completion.bashのダウンロード
wget https://raw.githubusercontent.com/git/git/master/contrib/completion/git-completion.bash -O ~/.git-completion.bash
それぞれのファイルは,~/に保存されています.vim ~/.git-prompt.shとvim .git-completion.bashで内容を確認することができます.
.bashrcに設定
次に,bashrcの設定を行います.
vim ~/.bashrcに次を追加してください
source ~/.git-prompt.sh
source ~/.git-completion.bash
追加したら,.bashrcを保存してください.
- terminalで次のコマンドを入力してください.
$ source ~/.bashrc
最後に
補完機能があれば,typoが減って効率化できます.