はじめに
初期設定だと実行したコマンドは分かるが時刻が分からないので、記録できるようにする。
設定
.bashrcを下記のように編集すると、コマンドの実行時刻を記録できる。
ただし、.bash_historyに記録できるのはHISTFILESIZEの半分の件数となるので注意。
HISTFILESIZEはファイルの最大行数を表している。
時刻とコマンドでそれぞれ1行ずつ使用するので、下記の例であれば記録される個数の上限は30000÷2=15000件となる。
.bashrc
HISTSIZE=10000
HISTFILESIZE=30000
HISTTIMEFORMAT='%Y/%m/%d %H:%M:%S '
設定を反映させる。
$ source .bashrc
historyコマンドで履歴を表示してみる。
$ history | tail -n 5
14997 2019/12/30 09:24:16 xclock &
14998 2019/12/30 09:24:34 xclock -digital &
14999 2019/12/30 09:43:42 source .bashrc
15000 2019/12/30 10:16:59 bc
15001 2019/12/30 10:50:58 history | tail -n 5
実行時刻が分かるようになる。
設定前に実行したコマンドの時刻は記録されておらず、正しく表示されない。